パッションフルーツとは?食べ頃や美味しい食べ方をご紹介

Norariの畑でも育てている「パッションフルーツ」。
その食べ頃や美味しい食べ方を紹介します。

パッションフルーツとは

パッションフルーツは、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科の果物です。

和名の「果物時計草」は、時計のように見える特徴のある花に由来しています。
ちなみに、passion fruitの「passion」は「情熱」ではなく、花の中心が十字架のように見えることから「キリストの受難」を意味するそうです。

パッションフルーツを活用したバター製品で、「リリコイバター」と呼ばれるものがありますが、リリコイはハワイでのパッションフルーツの名称です。

国内の主な産地

沖縄や東京の小笠原などの温暖な地域で生産されています。

Norariのある鹿児島が生産量で日本一です。

旬の時期

旬の時期は6月~8月とされていますが、温室栽培のものは2月頃から美味しく食べることができます。

亜熱帯植物ではありますが、極端な高温を嫌うため、30度以上の高温が続くと生育が難しくなります。

開花した花に手作業での受粉を行ってから14日間で果実が育ち、その後約45日程度で完熟し収穫期を迎えます。

栄養や効能

β-カロテン

β-カロテンから緑黄色野菜・ニンジンなどを連想される方も多いですが、パッションフルーツにも豊富に含まれています。
プルーンなどと同じく100g当たり1100μgと、フルーツの中ではトップクラスの多さです。
皮膚や粘膜を健康に保つ働きや、免疫力を高めて風邪を予防するなどの効果が期待できます。

カリウム

バナナなどの南国系のフルーツに多く含まれるカリウムも豊富です。
身体に不可欠なミネラルの一つで、血圧を正常に保つ効果があるといわれています。
塩分の排出を促す作用があり、むくみ解消や高血圧予防にも有効とされています。

ビタミンC

ビタミンCは、皮膚の成分であるコラーゲンの生成に必須の栄養素です。
その他にも、抗酸化作用による癌の予防・心臓血管系疾患の予防や、免疫力向上による風邪予防、植物性鉄の吸収促進作用などさまざまな働きがあります。

パッションフルーツの食べ頃

蔓に実っている果実は、熟すに従って緑色から赤紫色に変色していきます。

収穫時点では、実の皮はツルツルとした球体であることが多いですが、皮の表面がシワになるまで常温で熟すと、甘味が増して美味しくなります。

もともと、酸味が強い果物ですが、完熟させることで甘酸っぱい南国らしいトロピカルな味を楽しむことができます。

パッションフルーツの美味しい食べ方

トロピカルで芳醇な酸味を持つ、ゼリー状の果肉が美味です。
実を半分に割り、スプーンで果肉と種を一緒にすくって食べるのが一般的。
酸味が強いため、はちみつをかけて食べると日本人の舌にも、とても合います。

Norariでは、生のパッションフルーツの他、果肉を加工したジャムやシロップを販売しています。

Norariで提供しているメニュー

カフェメニューとして、季節限定でパッションフルーツを使ったデザートの提供をしています。

パッションフルーツとブルーベリーを使ったパフェ
パッションフルーツシロップを使ったかき氷
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